ライセンス情報整理:Sweet Home 3Dのコミpo!使用


現実どうなのよ?


 現実問題としては、そこまでライセンスを厳密に運用できる人はそうそう居ないでしょうけれど、ね。
 また、無料公開でドネーション歓迎であれば非商用とみなす、など人によって商用/非商用の定義にばらつきがあるのも現状です。
 だから、著作権保護法に拠らないで、著作者個々人が

「パブリック・ドメイン! (Public Domain 権利保持者が権利を放棄、または著作財産権を行使しない、人格権も使わない)」

 を宣言したりする。それで、相互利用と文化発展を促進することはアリアリだと思います。
 私個人としてお勧めなのは、上記のパブリックドメインと、CC(クリエイティブ・コモンズ)のCC-BY 3.0ライセンスです。
「俺は一切手間かけたくないが、賞賛と報酬は絶対欲しい」
 というような態度ではいけません。これからの世の中の仕組みは、どんどん簡単に創作物を作れるようになります。その一方、「Webに公開されたモノは、自分が作者でーす!と嘘ついてもばれなきゃ良い」とか「公開されたモノは報酬払わずに、自分がお金儲けするのに利用してもばれなきゃやって良い」といった、不適切なことをする例も多くなります。
 「頑張って作った人」に適切な賞賛や報酬がゆく仕組みも、整備される必要があると思います。そのひとつが、こうしたライセンスの整理です。

「pixivからお借りしました」

ではなく、

「pixivの事前許諾素材をお借りしました」
「pixivのだれそれに許諾いただいて使用しました」

と表記していれば、何も疑われたりすることはない。真実であれば。
文化を発展させるために、ルールはあるのです。どんどん活用して、人類の発展に寄与しましょう。著作権保護法もよく理解せずにとにかく文句たれる人は、文化の足引っ張りですよ。