原則から言うと、の意味
『原則から言うと』という言葉は、反論への予防線です。予想される反論は、大きく分けると2タイプあります。
タイプ1 「でも実際はウンヌンカンヌン」
タイプ2 「だけどこういう例外もあって」
タイプ1は、広く実例を知っている人が、寄せてくるものです。
タイプ2は、特に嫌な面を見てしまった人に、多い反論です。
反論の際に、根拠として挙げられる事例は、あくまで『例』です。そこには、正しい主張のようでも、実は落とし穴があります。こうした人が主張するときに、落ちやすい穴は3つほどあります。
- 「場」を作ったひとの想いや、それに沿って「こうありたい」と願いながら活動している人の想いは、事例に反映されていないということ。
- 「でも実際はウンヌンカンヌン」という人は、「上手くルールに沿って運用している例」より、「ルール違反している事例」を取り上げがちだ、ということ。
- 原則違反な事例ばかり挙げても、「これから参加する人」にとっては「どうしたら良いの?」と困らせることになる。
こうした落とし穴を分かった上で、あえて反論するという人も居ます。それは立派な態度です。
ただ、「これから参加する人」にとっては、「原則はこういうことですよ」という前提を理解してもらう必要があります。この記事では、「色々な実例を知るのも大事ですが、まず原則はこうなってます」という目的があります。
原則から言うと、こういう場ですよー。
ただし、あなたの異論は認めますよー。
そういう記事なのだ、と思ってお読みください。