【知財】魔改造フィギュアとTPP

海賊品輸入などでなくとも魔改造フィギュアが著作権侵害で逮捕される参考として、過去の例

(引用ここから)

改造フィギュア販売 2人逮捕 : 新潟 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110119-OYT8T00091.htm

著作権法違反容疑 
新潟東署と県警生活保安課は18日、いずれも玩具店経営で新発田市住吉町、伊藤敬一(35)
三条市東三条、藤田俊(36)の両容疑者を、著作権法違反(侵害とみなす行為)容疑で逮捕した。
発表によると、2人は共謀して昨年11月、
著作権を有する映画会社「東映」の許諾を受けずに、同社制作の映画「仮面ライダーW」に登場する
悪役キャラクターのフィギュア(人形)1体を別の人形を改造して作成。
インターネットオークションに出品し、約27万円で落札した東京都内の男性に販売した疑い。
2
人の作る人形は精巧で、ファンの間で人気が高かったという。
2
人は調べに対して、「既製品の複製ではなく、手作りの1点ものなので、
見逃してもらえると思った」などと供述、容疑を認めているという。

(引用ここまで)

 

本日の例

(引用ここから)

ワンピースの「魔改造フィギュア」で著作権侵害

 人気アニメ「ワンピース」の女性キャラクターを模した改造フィギュア(人形)を無許可で販売したとして、千葉県警は30日、東京都板橋区西台、稲村雄一容疑者(33)を著作権法違反(侵害行為)の疑いで逮捕し、自宅などを捜索した。

 販売されていたフィギュアは性的好奇心をあおるような作りで、マニアの間では「魔改造フィギュア」と呼ばれている。県警は、中国で大量生産されたフィギュアを稲村容疑者が輸入していた可能性があるとみて、流通ルートの解明を進める。

捜査関係者によると、稲村容疑者は今年2~3月、ワンピースの女性キャラクター「ナミ」のフィギュア3体を、著作権を持つアニメ制作会社「東映アニメーション」の許可を得ずに、インターネットのオークションサイトで奈良県の男性ら3人に計約4万円で販売した疑いが持たれている。

20125301437分  読売新聞)(引用ここまで)

 さて、法律の運用について、噛み砕いた説明を。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください