ブックレビュー:”Owlsight”読了

日本語訳がすこーししかでてない、マーセデス・ラッキーさんのヴァルデマール年代記シリーズ、セレナイ女王の治世。ラリー・ディクソン(夫)との共著。
文体から察するに、ラッキーが原案とプロット、実質執筆はラリー・ディクソン、という感じです。


文体の特徴は、
1.短い単語や意味の幅広い単語が多い。
2.長文が多い。時折回りくどく感じるくらい、前置詞の削り方が甘い。
3.副詞、形容詞の文内位置がちょっと癖がある。
というところ。
さて、本作は成長したダリアン君の魔法使い修行と、『エロルドん墓』村の治療者修行中のケイシャのお話が交互章で進行。
ケイシャの「不美人で非社交的、職能は有能な長女属性」に共感を禁じえない。そして妹シャンディは「社交的で美人、基本的にモテる」。

前作から4年。雪炎(Snowfire)の義兄弟となった主人公ダリアンは、《鷹の兄弟》の本拠にて、養子縁組の顔合わせ。このときまでずっと、地脈-魔力安定のため、旅団とともにペラジリスの各地をまわってたから、ドキドキです。
そして、魔術師修行の本格開始。谷での暮らしとか、雪炎と夜風(ナイトウィンド)の結婚式とか、初めてのカノジョとか、《鷹の兄弟》の生活文化に触れる数章は読み応えがあります。

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