いじめ問題の歪曲

2012/08/10に津田大介さんがTweetしていたことから、発展。

https://twitter.com/tsuda/status/233833400174252032

「いじめ対策は『学校教育全体を通じ規範意識(道徳)を徹底する』と明記」って。それじゃ対策にならんだろ。|自民、いじめ対策を公約に追加 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012081001002394.html

本日はこれに関連し、個人情報に気を遣いつつ、政治の思惑で問題を歪曲する愚を書いてみます。

地元の情報系高校の学生が、サイバーいじめに遭いました

もっとも強力な根拠は、私が最近知りえた事例です。

地元の情報系高校の学生が、サイバーいじめに遭いました。そのサイバーいじめ自体は『解決』した。

その後も引きずって、彼は自殺しました。

この事例について、私はこうTweetしました。

自殺を食い止めるのは、規範意識でどうこうする問題ではなく、「仲直りをする方法」を身に着けられるよう、全人的に見守り、立ち直りを支える教育の整備が急務と思います。
そして、情報科学や通信技術、ネット関連の学校教育が、いかに知識偏重であるかの証左ですね。無力感に打ちのめされるべきは、学生達ではなく、誰であるべきか。
「ネットいじめは解決しました」
だけでは、実のところ何も終わってない。
むしろそこから始まるお話。
それをはじめようともしなかった学校および教師、スクールカウンセラー配備を采配する教育委員会には、猛省していただきたいものです。
なーんかギクシャクする、って奴なのでしょうなぁ。『少年犯罪<減少>のパラドックス』にもありましたが、「同調圧力に負けた側」は、容易にいじめの対象になります。「ちょっかい」か、「いじめ」かを決めるのは、受けた側なのに。。。

ちょっと待って?「仲直りをする方法」って必須なの?

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