発掘テキスト  私の立ち位置説明

性的情報メディアを規制すれば、実在幼女だったわたしの被害は防げましたでしょうか?私は「No」と考えております。
性的・暴力的情報発信を規制すれば、わたしの殺意や強烈な憎悪は鎮火したでしょうか?私は「No」と考えております。
「Yes」
と即答する方は、下記事例にいかがな見解をお持ちでしょうか。
児童に性的虐待を行った欧米の聖職者の例はいかがでしょうか?アフリカの聖職者にも同じ問題がある、と指摘されているのですよ?(http://www1.voanews.com/english/news/europe/Catholics-Express-Solidarity-for-Pope-Benedict-XVI-Despite-Sex-Scandals-93890014.html や http://www1.voanews.com/english/news/europe/Vatican-Posts-Online-Guide-Against-Sexual-Abuse-by-Clergy-90697914.html  など)
ボーイスカウトの少年に性的虐待を行い、司祭に告戒した後も虐待を続けた米国のボーイスカウト・サブリーダーはいかがでしょうか?協会はこうした小児性愛者をリストで把握しておきながら放置していたことで、訴えられています。賠償金額は大変なものになるとか。(http://www1.voanews.com/english/news/usa/Boy-Scouts-of-America-Found-Negligent-in-Sex-Abuse-Case-90776519.html )『聖書』や『ボーイスカウトの誓い』は有害な情報でしょうか。 ちがうでしょう?
彼らを性的虐待に走らせたのは、彼ら自身の衝動と精神の力学であって『有害情報』ではないし、『有害情報』を規制すれば、被害にあう子どもが救われて手厚くケアされることにはならない。無関係な場所で無意味な法案を提言されても、児童保護や教育の現場で魂の悲鳴を上げる子ども、職員、親や周りの大人達には何もとどきません。
むしろ、非実在青少年の規制先進国としてのアイルランドは、映画『マグダレンの祈り』にあるとおり。そして、

(引用ここから)
The Commission to Inquire into Child Abuse (CICA)。
http://en.wikipedia.org/wiki/Commission_to_Inquire_into_C…

1936年以降のアイルランドにおける児童虐待の問題を調査する委員会。

これが、今年ローマ教皇にも児童虐待を認めさせた団体でもある。

このように、実在の子供達の性的虐待を救おうとする試みは大事だ。

しかし、それを非実在の表現にまで及ぼそうとするのはなぜか。

エセル・クエール博士も本当は、こういう児童虐待から子供達を救いたい、という気持ちから研究をしているのだと思う。

しかし、どこかでボタンを掛け違えている気がする。

それが悲しくて仕方がない。
(引用ここまで)

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