やっと有給に入れた話

かれこれこういう風でしたから、すでに辞職していった職員たちのべ200人近くは、決してj家族や友人知人を紹介したいとは思っていないようです。私も、そんなことはしたくありません。
むしろ、良くない施設、虐待同然のことが横行する施設として、事実を指摘し、情報を拡散するよう努めることでしょう。

所長は、 「最近昼食休憩の際に、職員が利用者のことを相談してくれない、情報交換をしない、皆が暗い表情で言葉が少ない」と文句を垂れています。

古参の職員、新参の職員、つまるところ所長以外全員は、
「今まで話を盛り上げる意味で、所長にも理解できるように利用者のことを話題にしたりしてた。教科書に載っているレベルの上っ面な意見か、明後日の方向のコメントしかしきらんのにね。でも、もう愛想が尽きた。正直話自体したくないわ」
と考えています。なぜなら、所長は、

  • 自分に都合の良い時間帯(トイレ誘導や食事介助やオムツ交換といった『手の汚れる仕事』が”ない”時間帯)にだけやって来て
  • 認知能力や言語能力にさほど障害のない利用者と『だけ』、
  • 自分の話したいことだけを話し、聞きたいことだけを聞き出すように語り掛ける

からです。私がこれまでに見てきた11カ月間というもの、所長が利用者をトイレ誘導して最後まで1人で介助したのを見た事は、ただの1回もありません。トイレまで連れて行くのかな?と思って見守った事例はありましたが、『必ず』途中で、他の職員を呼び止めて交代してもらっておりましたよ。
現場の職員というのは、チームワークが重要ですから、他の職員は何をしているか?をよく見ています。その目線に耐え切れないレベルの人が、締め出しを食うのは致し方のないことではないでしょうか。
自分に都合の良い時だけ『所長の権威』を発揮したいと思っても、そうは問屋が卸さないのです。だって、器がちっこいってバレバレですからね。

明日からはやっと、 10日間の有休が取れることになりました。まずは心と身体の両方を休めて、小さい器の人間のことなど一切考えず、己の器は清らかであることを確認することにしましょう。
私自身、器の小さい人に対する軽蔑を、上手に隠せていたとは言い難いのですから。

やっと有給に入れた話」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 辞表を書かされそうになっている話 | 切身魚/Kirimisakana

  2. ピンバック: 辞表を書いた上に有給がない話(続編あり) | 切身魚/Kirimisakana

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