pixivに小説公開しました:山に住みたい魚の話

『山に住みたい魚の話』からご覧いただけます。
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Kindle用『上級者向け触手BL11』を本日より発売しました!先に中身だけ読んでみたい方は上記からどうぞ。

この山に住みたい魚の話、ほんとうの『終わり』の話をかき上げてしまったので、もうあとは途中の紆余曲折を忘れずに描くだけです。途中で著者が死んだら、そのときはHDDからサルベージ公開を遺言しておきますので、ご安心ください。
CC=BYにしておかないと、

「耳の上にくるっと巻いた山羊角をもった、ふわふわ巻き毛の女の子が、テイのことを「おにーたん!」と呼んで懐きまくる先のお話」

なんて、私の筆力じゃあ書けない描けないものが、世の中に出られないかもしれませんからね。二次三次創作は大歓迎ですよ。

さて、ここからはあとがきも兼ねて。

メバルはどっちの性別でも、無自覚エロ可愛い。今回は女性形も男性形も、両方の姿を見せます。そして、彼女で彼であることの苦しさも、描き始めました

 

第一話のメンバーが復活それと、ちょっと余談ながらも『海の聖者、陸に上がる』の続きがでてきます。

 

『釣ってないモノをお土産に』
『上級者向け触手BL9』収録、『坊さんを見捨てると祟るらしいですから』からすると、時系列直後のお話。そして、『上級者向け触手BL10』の『≪海の聖者≫さま、陸に上がる』でアズミに変えられたラオクの顛末がでてきます。正義とは何なのか、単にぶち殺しても、穢れた魂がまた転生するだけなら意味ないよね、というメバルの信仰が、こういった形でも現れています。人生エンジョイしてますが、ラオク自身の人格までも変わったわけではない。屈辱を味わいながら、それでも自分の欲には勝てないので、「自ら望んで」罰を懇願しなくてはいけない。内省の時間もたんまりあるので、彼の魂が変化するのは時間はかかるだろうけど、不可能ごとでもない。それはまた別のお話。

 

『宿に帰り着くまで』

タイゴクアマエビの美味っぷりは、クルマエビの刺身を食ったら意味が理解できると思います。ヨアクルンヴァルは、自分で稼ぐようになった時に一度食べたことがあり、テイ・スロールはお貴族さんなので何度か。ボリス、山生まれ山育ちなので海の幸には縁薄く……。町の中の呪文使用は、警備隊に見つからなければ、いいんです。このお話のように。

ボリスとテイ・スロールを会話させると、口調が似ているので苦労します。タバーンキャットこと、旅籠の守護猫を描きたかった。

 

『龍種と半森人のお話』

二次創作にありがちな一人称視点の短編。時間軸的には『≪海の聖者≫さま、陸に上がる』以後、冒険者として行動を共にするようになったメバル達の時点のどこか。
 誰か他のヒトとの何気ない会話で「よう、龍の大将」みたいに言われて、オアイーナブスが痛みをこらえるような表情をした。そこが出発点になっているとお思いください。

ナミダシラズの涙を意味する、私生児や混血児への差別語は、他の言語にもたくさんあります。シアバスは体型こそ栄養失調寸前に見えますが、人体の関節の向きや動きかたをよく知っている『武闘家』なので、筋力では負けても、オアイーナブス一人組み伏せるのは簡単。彼の「必要」は、恋愛とか色欲とかとは、すこーし色合いが異なる「必要」。時間感覚はエルフに似ているので、「そのうち(10年単位)解ってくれたらいい」。

オアイーナブスは『侍大将』だった過去を振り切るために、冒険者になったようなヒト。龍種としては欠点もあるのですが、これについてはまた別のお話を書くことになろうかと。

『お兄さんになるまで』

Dungeons & Dragons 3.0E頃の知識をベースに、『死者復活ではちょっと無理って感じのことをするには、どうしたらいいかな』というとこから出発したお話。『釣ってないモノをお土産に』の3日くらい後のお話。
 メバルの僧侶らしさを描いた、というより何でか『小さき神々』が降りてきたお話。物理的に何かする力を持たない『神々』は、このようにしてヒトを使います。何でメバルに?という謎の答えは、「今後も関係がふかい者の係累」だから。

あと、ボリスはフォローしてくれるヒト(ツッコミ担当)が居るところでなら、メバルに軽口叩くよね、と。
 これまでに登場した人物や関係性が、すこし網になった事件でした。リョナ好きにとっては≪処刑大路≫ってパラダイスだとおもうのよ。

 

『お兄さんになるよ』

『お兄さんになるまで』の結論部分ですが、本編に入れると長ッたらしくなるので分割した短編。
 耳の上にくるっと巻いた山羊角をもった、ふわふわ巻き毛の女の子が、テイのことを
「おにーたん!」
 と呼んで懐きまくるのはまだ先のお話です。
 メバルは今回、結論からでしかも情報を圧縮し過ぎ。精神的余裕はなく、暴走しそうな魔力押さえつつ、体力的な余裕も実はなかったのでした。
 メバルが今のパーティメンバーを頼れない理由は、まだ信じきれないからというより、「異種すぎるさまを見せて、怯えられたくない」が主な理由。そして、その怯えを克服しようとするだろう、ヨアクルンヴァルやテイ・スロールの心労を、ボリスの葛藤を見たくなかったから。

 

『お兄さんになってから』

さきの直後、魔力の暴走で男性形に変化したメバルのお話、そしてそのとき、誰を求めたかのお話。肝心の「リクミが≪必要を満たす相手≫を求めてOKもらった時の話」はまだ書いておりません。2人とも似たような性的行為への恐怖を抱えて、少数種族(リクミの羽根色はすごい少数)という共通点があるので、交わりかたは工夫に満ちたもの。そのあたりを書く予定ですが、今回はメインではないので片鱗だけ。

このメンバーから離れた理由も、さきと一緒ですが。リクミには知らせておこうと思ったのは、メバル自身賭けであり、すこしだけ自棄でした。これで会えなかったらどうなってたかって?本編では未登場ですが、≪愛すべき深淵≫の黒華やネダー=ス、そしてナニャーナの息子とかがでてきたと思います。
 そうそう、リクミは自分にブレーキを掛けるために、敢えてああした形で語り掛けてたんです。揺れてますけど。

しょーがないや、でフニャッとした笑いを浮かべるのが、彼なりの処方です。

 

表紙画像を描きおろし、今回は『リクミの後ろ姿』です。

 有翼人の翼の骨格や、紋への収納がどーなっているのかは、当人たちが
「別に気にしない」
上に、魔術師たちによる研究を固く拒んできた歴史があるため、不明
どう考えても、付け根部分は二重関節になってるはずで、力学的に考えると、ほぼヒトと同じ体組成をしている人体部分をひっさげて、あの大きさの翼で飛行するのは無理。研究のために、あるいは愛玩用に、かどわかされる有翼人は多く、怨恨と不信、拒絶の歴史を、時折現れるリクミのような『黒翼(こくよく)の者』が彩っています。彼自身、メバル並に苦労人。

布や防具があると、出せないことは分かっており、こういうデザインの服が好まれます。暑い季節にはいわゆる「金太郎腹掛け」。寒い季節には、毛皮の裏打ちがついたスリット入りの上着。
 中表紙は服脱いだ状態で。

いずれのお話も、イラストも、CC-BY 4.0国際ライセンスにより、2次創作、3次創作を歓迎しています。「書いてないことは設定してないか、まだ書いて無い事。2次なり3次なりで使うときは、後日ひっくり返されても泣かない精神で改変していいですよ」

皆さんが素敵な創作活動を楽しまれますように。

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