とんでもないキャンプ記事

「落ち葉の上で焚火」というとんでもないキャンプ記事(どうやら記事は非公開になった模様)が批判されていましたな。 キャンプとはあまり縁のない私みたいな都市住民でさえ、知ってる事を……。 と、あきれたものです。

「焚火をするときは周囲の燃えそうな葉っぱや草を取り除け」って知っていたかというと、複数の本がソースに挙げられますがひとつは確か、こちら。

『大草原の小さな家 ―インガルス一家の物語〈2〉 (福音館文庫 物語)』 ローラ・インガルス・ワイルダー(著) https://amazon.co.jp/dp/483401813X 

ちなみにこのシリーズ、本国USAでは、BLMとかゆー運動以前から政治的に正しくないとして、本屋では売ってない。(図書館からも排除されたと仄聞しますがソース手元にないので断言はしません)
私から申し上げると、「自国の恥ずべき歴史だとしても、その時代を生きていた人の記録」ですよ。

そこに害意や悪意は、(結果として生じたとしても)庶民にある訳ない。ナバホ・インディアンのなかには「地面に勝手に線を引いて所有権を主張する」ことを、ジョークだと思っていた(=地面は誰かが所有するものではなく、皆の共有して大事にするものという認識から)話も、『アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え』ジェミー・サムズ/著 にあるくらいです。

まして作中の『ローラ』は十歳になるかならないかの女の子。 「物語として語りなおされた自分史」を、「そのまま」伝えることを「恥じ」、人の目から「隠す」行為は、進歩の反対へ突っ走る行いだと、強く批判します。

歴史の「学問」として、「嘘の歴史」はきっちり検証されるし、「物語」もまた、史料とか他の話と突き合わせられるけど。

それはそれとして、一般人から「歴史」を「隠す」行為、「ポリにコレってない」かどうかの「現代の価値観にそぐわないもの」を排除する行為は、文化大革命と何も違わない。要は、
「誰かに都合のいい価値観に合わせて、世間に流通する情報を操作している」
ってことでしょう。 世の人々に「自分の価値観を、自分で選ぶ機会」そのものを与えず、その「選択を奪っている」こと自体も知らせない。 そういうのは卑怯ですし、不公平を生んでいます。

「世間に流通する情報を操作」している主体が、マスコミだろうが、ポリティカル・コレクトネスに目覚めて意識をアップデートした人々だろうが、 『やってることは人民の意識操作』 なんだったら、私は批判しますよ。
私は、結果として愚かな人になろうがなるまいが、人間その人一人分の選択を尊重します。

どういう人になるのか、選ぶための情報を制限するな。

創作物を規制してはいけない。

ポリコレに準拠しようとしまいと、たくさん見聞きして選べる。

その自由を、保護者以外の誰かが制御してはいけない。

『政治的に正しい』創作物を与えても、世の中それ自体が『政治的に正しくない』事件だらけです。創作物よりもっと強力に人の行動を決めるのが、「現実」です。 現実の差別、暴力を解決せず、若いひとの判断力を奪うような『創作物規制』にまい進することは、世の中、つまり現実に向き合っていない。

「表現の自由を守る」と公言し、かつ「現実の児童を守る」活動に興味関心を維持すること。それが私の矜持です。 だから、DV加害者たちがスゴク熱心に主張する『共同親権』には反対。他の法整備が整っていなければ、共同親権は「子の利益にかなう」ことではないから。

同じ根っこから、「科学的に立証された事実ではなく、特定の法人がでっち上げたに等しい『ゲーム障害』を恐れる必要はない」と主張します。 しかもアレ、しれっと人々をスマホやパソコンからも遠ざけてるし。信用ならない。

と、いう訳なので。

「若者(心の若い人)よ、好きな本(ラノベ含む)を読め」

です。ただし読むのが偏ると、キャンプ場所で落ち葉の上に火をたく大人になっちゃうぞ。いろんな人がお勧めの新書3冊を挙げてるから、その中の9冊くらいは読んで、相互に絡み合わせてみるといいわ。

/* Twitterのハッシュタグ『専門家が選ぶ新書3冊』を眺めて、良い感じに被ってない領域の専門家、できれば活動家以外の専門家を3人選び、お勧めしてる本を読むってこと。

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