TwitterのTLは世論でも民意でもないよねって話

いちいちRTはしませんでしたけど。

「今まで萌え絵燃やしてきた左派やフェミニストを名乗る人々が同性婚を訴え出したので、オタクが反同性婚に回った」

的なツイートがTLを流れ落ちてゆきました。

「嫌いなひとがAを主張しだしたので、Aというテーマには反対する」

という性根の人は、ガチオタ多めな我がTLにはあまり見受けられません。だって結婚の話=私が末代なので関係ねぇ、という人が多い……とても多いんですもの。

なので、さすがにそれは大雑把では? せめて数字でもだしていただければ? と思って先のように、

「嫌いなひとがAを主張しだしたので、Aというテーマには反対する」

という性根の人は、ガチオタ多めな我がTLにはあまり見受けられません。

と、リプライしたら。

「私のTLを見てください。そういう人をたくさんRTしてますので。」https://twitter.com/GOGOdai5/status/1625857078727442432?s=20

アカンかった。 > 先のリプライ 

Twitterにおける自分のTLは、自分で構築した情報視界です。それ以上でも以下でもない。

ちなみに何故「そういう人をたくさんRT」した情報が私には見えてないかと言いますと。

Twitterは、 フォローしてるアカウントのホームに飛んでって、 『このアカウントのRTを、自分のTLには表示しない』 という設定ができます。
『RT多め』な人の、「自分の意見言ってない」ときは黙ってるも同然な状態を、機能が保証してるのね。

私がRTを表示しない設定したりする例とは
・自分の利になるとき、例えば選挙の前とかにだけ、表現の自由に言及し始めるような人。
・自分のやらかしたとき味方になってほしいときに、何故か表現の自由を掲げて「表現の自由を守る人なら味方してよ!」てアピールしだす人。

去年の参議院議員選挙のときもこういう話はしてたっしょ?
要は「普段から実績を地味に積んできた」ひとを、ひとはいざというとき見捨てない。逆もまた真なりってお話です。
表現の自由、というテーマにおいて、様々な政党に見るべき意見の持ち主が多いけど、『その時の話題にいっちょかみ』してる系なのか、『性根の根っこから、ヘイトスピーチ規制に至るまで常に問うている哲学の持ち主』なのか、は、政治家を応援する側として常に気を付けてゆきたいですね。

これが民意です、っていう根拠に、『自分のTL』を持ち出すことだけは止めよう。 そう、強く心に思った切身魚であった。

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