実家の家族が新型コロナウイルス感染症に

なりました。

ガチ目の対策(使い捨てビニール手袋、メガネ、バンダナ、使い捨てマスク着用)講じてお見舞い(会話はドア越し、向こうはさらにドアから離れたベッド上)にゆき、帰宅して色々行いました。

・手順を遵守して清潔にプラ手やマスクを外して捨てた
・眼鏡をエタノール消毒した
・顔、首、腕の露出した皮膚を石鹸で洗い
・シャツを着替え(裏返さず、首から上にずらす形で。要は「ウイルスがくっついた可能性のある面を顔に触れさせない」方法)、バンダナと洗濯する
・プラ手外すまでに触れた部分をエタノールで拭き
・鼻うがいして
・検温し(平熱)
・職場に身内の陽性を連絡し(高齢者と接する機会の多い仕事なので連絡必須)

今しがたの迅速抗原検査(鼻の粘膜)で陰性でした。明日はお休みでちょっぴりほっとしております。

ガチ目になる理由?

新型コロナウイルス感染症は、ネコ科の動物も感染するから。
生命にかかわるような事例は今のところない。調べ切れてない可能性もある。それに『風邪様の症状』は出る。
当家の猫たちに!
感染など!
させたくないからですよ!!!!!

経産省のトランス女性トイレ判決の話

判決はこちらから全文読めます。

トランスジェンダーの、特に女子トイレを利用したいトランスジェンダー(身体男性)の問題 『個別事例』としてはまあ今回この通りの判決な……、うん。そうなんだー……です。ただ、最高裁判決なので影響力は大きい。

「トランス女性を自称する」性犯罪者の問題は、それはそれとして存在するって話はし続けますね。

TLで見かけたツイートとしては、法学者や憲法学者は歓迎する方向。ただし、そういう人たちは『性犯罪の抑止』という観点がないし、『オートガイネフィリア(女装した自分が好きな男性。性自認は男性。性欲の対象は女性。)がトランス女性に含まれる問題』も、検討した様子が見られない。

・厚労省通達「公衆浴場は身体性別で判断を」 https://mhlw.go.jp/content/11130500/001112499.pdf… ・上記の通達では海水浴場やジムの『更衣室』については規定してない ・活動家や運動家や一部ごり押ししたい勢は、そういう話を都合よく切り取る。

という点は指摘しておきますわね。

興味深いツイートは境 真良さんの連ツイ。

続きを読む

新型コロナ感染症まわりの自分用メモ

新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html

(2023年4月版)
新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識(PDF)

https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf

コロナは5類になったけど。

政府「もう公費は使わない(3割負担の保険診療でがんばれ)」
病院「基礎疾患がない?じゃあ薬飲んで家で寝てろ(重篤な症状になったら抗体療法も検討するわ)」
地方公共団体「配食サービスはおしまい!無料抗原検査もおしまい!」

特効薬「ないです」
後遺症「やぁ」

私の言う特効薬って、 「今の症状が100%治って、後遺症もゼロにできる薬(またはそれを用いた療法)」 のことですからね。
家畜用の駆虫薬(イベルメクチン)をお勧めなんて、あり得ない。わずかな希望にすがる弱者を食い物にする、詐欺師の所業です。

3年前と変わらずに、
・手を流水と石鹸で洗う、20秒以上かけて。
・首から上に素手で触らない。粘膜にも触らない。手を洗ってからにする。  

を実践できてますか。

ChatGPT製の論文、99%検知可能という記事を読んできた

海外ソース確認中 (DeepLを援用)

ChatGPT-generated scientific papers could be picked up by new AI-detection tool, say researchers

カンザス大学の化学教授であるHeather Desaire氏は、
「(ChatGPTやそのツールであるチャットボットを援用した)論文投稿が増加し、学会誌や論文誌の査読が以前より大変になった」
教授はChatGPTの敵ではありませんが、意図しない影響に目を光らせることは重要だと考えているそうな。

やり方:ヒトが書いた論文64本を分析。
同じテーマでChatGPTが書いた論文128本を分析。

比較する

科学的な文章の著者(人間)を決定するのに役立つ20の特徴を特定。
あと、
・科学者ならではの書き方(一般人がTwitterに書くのとは大違い)
・文章が長めになりがち とかも特定。

見つけた特徴を使って、化学研究でも使ってる、XGBoostと呼ばれる市販の機械学習アルゴリズムを訓練する。

99%くらいは、『科学論文の作者がヒトか、ChatGPTか』を当てることができるようになった。

ただこれをこのまま、一般人の文章には使うの無理だよ。

今回の検知AIが訓練できたのは……
・『科学の論文』というジャンル特徴のある文章だった
・学習させたデータは、『100%ヒトが書いた文章』と『100%ChatGPTが書いた文章』できっちり分かれてた から
だもの。

記事でも指摘されたように、
「ChatGPTに特定の書き方を指示しておけば、100パーセントAIが書いたテキストでも、この検知AIをパスできる」
って話だから。

で、記事の後半だけど。
「AIが書いたり作ったりした作品を検知するのに血道をあげるより、AIをより生産的に援用する方法をさぐるべきじゃ?」
という意見が述べられてる。
そして、今回の論文を発表した『サイエンス』誌の広報で締めてる。

同誌は最近、編集方針を更新し、あらゆるAIツールで生成されたテキストを科学論文に使用できないことを明記した。
科学論文におけるAI生成ツールの “許容される使い方 “がいずれはあるかもしれないが、科学界がどのような使い方を “許容される “と見ているか、ジャーナルはより明確になるのを待っている。
“ChatGPTが作成した投稿論文かどうかを正確に区別できるツールは、正確な検出の実績があれば、我々の厳格な査読プロセスへの有用な追加となる可能性がある “
と彼らは付け加えた。

ですって。そりゃそうですよ。

嘘ついたり、存在しない論文を文献に挙げたりするAIを、100%使おうが50%使おうが、関係ない。 『そんな論文』を乱発されたら、査読するほうは疲弊してしまう。 科学の論文誌が、そのシステム疲労を起こしてしまう危険性が、今のところは高いってこと。

『AI100%使用でも50%援用論文でもなんでもいいから、論文投稿して実績あげたい研究者』

『AI使用の痕跡を検知して、査読コストを低く抑えたい論文誌』
の軍拡競争は、もうしばらく続くと思います。

『論文誌には、きちんと検証された内容の論文が載ってほしい』 という多くのひとの願いが、ここでは一番大事。
ChatGPTが捏造した部分のまぎれこんだ『論文』を多数投稿するのって、それって学術に対するスパム行為じゃないかしら?

本当に使えないAIね

ChatGPTに書かせた過去の判例が嘘まみれと発覚。書類提出の弁護士に制裁の可能性
https://www.techno-edge.net/article/2023/05/29/1354.html

というニュースがある一方、どこぞの大学じゃ学生に使わせるニュースも流れているChatGPT。

毎日新聞で東洋大学が全学生にChatGPTの最新言語モデル使わせる記事に 「人種差別などを助長する回答をしないように相当訓練されていた点も驚き」 というコメントがあり、とてもじゃないがAIに楽観すぎると思ったのです。

単に、

「新技術に対してネガティブに守りに入るな。 リスクを研究しつつも、ポジティブに活用する途を探り給え。 諸君の若き知性には期待している!」

とぶん投げてたら、私も「ほぅ…?」くらいは思ったんですけどね。

何せ私のツイッターTL上でも、

chatGPTに犯罪計画を立案してもらってたけど。スケベが単語規制されてるのに殺人を想起させるワードはスルーなのは妙な話だ。やはり血と暴力は老若男女問わず人類の共通娯楽…。https://twitter.com/abubu_newnanka/status/1663244133492994050?s=20

という話が。

これは、私の厳選TLに流れるくらい、あいつの規制は緩いぜって話ですよ。
東洋大学の研究者は、悪意ある捏造論文の査読するくらいの気概でチェックすべきだったと思います。(訳:仕事してねーのでは?)

そしてヴィクトリア朝時代のレシピ本『ミセス・クロウコムに学ぶ ヴィクトリア朝クッキング 男爵家料理人のレシピ帳』が、除外したという『レタスの砂糖漬け』が本日のお題です。

当時のレタスって、品種改良されまくった現代レタスよりはるかに、エグくて苦くて匂いもすんぎょいもんな気がする。
ChatGPTに、「以下の項目をGoogle検索で調査をしなさい」で三項目に分けて指示したら3つともバラバラに調べた結果だしてきやがりました。 「対象・植物のレタス栽培 期間・英国のヴィクトリア朝時代に該当する期間 ・結球レタスかどうか」 とか言ったのにYouTubeや現代農業の話しだす。

「英国のヴィクトリア朝時代における農業、レタスの栽培について調べなさい。」 と指示しても、似たり寄ったりの具体的情報が無い一般論ばかり列挙。
末尾でようやく、具体的なヴィクトリア朝時代の農業やレタス栽培の詳細な情報を得るためには、専門書や歴史資料を参照することがおすすめです。 とか言うので

「具体的なヴィクトリア朝時代の農業やレタス栽培の詳細な情報を得たいです。パブリック・ドメインで公開されている専門書はありますか?」

と聞いたら3つほど挙げてきました。 本当かよ?という疑念しかない。
いちおう3つとも検索かけてみたら、実在する本でしたし、パブリック・ドメインで公開されている本でした。 試しに、 “Farm Crops” by John Wrightson (1893) だけ目次を読んでみましたが、レタスの話は無かったです(キャベツや小麦や家畜用カブの話ならあった)。

一般公開型ChatGPTで調べがつくようなことは、自分で調べたほうが早い。 という確信が深まりましたね。

「AIの回答してきた書名は本当に存在するのか……?」

からスタートする調査の、何がどう革新的な技術だというのか。

補助的にChatGPTへ、
「何々時代の期間における、農業栽培の指南書を調べなさい。」
くらいは質問して、検索時の書名単語の参考にする。その程度の補助能力はある、といえるでしょう(結局検索かけるのは人間、検証するのも人間)。

コストをかけて体裁をきれいなものにしないと聴いてもらえないからボカロPがつらいという話

私は絵師(たまに作詞)なので、本当に本気でその戦場のことは分からないんですが。

「ニコ動やYouTubeで初日500再生以上、100マイリス目指す」

のなら、相応のコスト(まず流行りを押さえるセンス、作曲、作詞、絵、動画素材、機材、などなどの技量と、自前で賄えない分は外注コスト)はかけるべきです。もうこれはボカロPとして攻めてる活動してるひとが、それを行ってるから、第三者の私にもこうすべき、と言えるお話です。

ですが。

「そもそもお前、何が欲しくてボカロ曲やってんの?」

に即答できないなら、まず『コスト』を掛けるべきかどうかの前に、

「何が欲しくて音楽やってんの?
何が君の幸せ?
何をして/されて喜ぶ?」

答えられるようになりましょうね。という話はします。

どういう風に『心の基本設定』をしていても、再生数やマイリスト数の『数字』は否応なく出ますからね。

「数字はいくつもある指標の一つ。自分が目指す音楽を、その時の最良の形で出せたらOK」
なのか、
「自分の節を曲げてでも、数字を10でも20でも多く上げたい、それが自分の承認欲求をなだめてくれる」
のか。

前者のように、「その時の最良の形」を作るのなら。 そのために、自分の持ってる資産や技量だけで頑張るのか。あるいは金銭を代価に、他の技能持ち(絵を描いたり動画つくったり)にも外注するのか。
「最良の形で出せたらOK」 なんだったら、コストに文句言うなってお話ですよ。

「自分の節を曲げてでも、数字を10でも20でも多く上げたい、それが自分の承認欲求をなだめてくれる」
のであれば、 「本当はもっとコレコレやりたかった」とか「外注コスト高い」とか、当然言うべきは無いでしょう。
自分の欲望を叶えるために、無償で何かをしてもらおうって考えは、怠慢で強欲。

つまり『自分の欲望』の軸足をどこに置いていようが、 『それを叶えるために』他人の技量や資産を利用するのなら、相応のコストは差し出しましょう。

『あー、カレー作りたいなー、うちの畑で人参と玉葱とジャガイモはできるけど、牛肉がねーなー』とか言って、『無料で牛肉くれ!』とか言われても、誰がやるかって話ですよ。

それこそハガレンでいう『等価交換の法則』ですし、私がいつも言ってるように、

「欲しいものは、自分で汗出し、アイデアだし、カネ出して作れ」

です。 労力、知的能力、金銭他のコストを払えという意味。

40年前は専属のスタジオ持ってる音楽プロデューサーや会社しかできなかったことが、一般人にも購入可能な機材になった御世だから。
欲望の叶え方も多種多様になった。
諦めるという選択肢を取りづらくなった。

少欲知足(欲望を少なく、足りることを知れ。いまだ得られていないものを欲しないことであり、すでに得られたものに満足し心が穏やかであること。)と言うけど。
欲望のコントロールや、現状の自分ではできないことを諦めて現状に満足する、コスト払わずに叶えられる部分で満足する……といったことが、やり辛い世の中になった、のは認めます。

その戦場を選んだんなら、装備も当然整えるべきで。

ただ時代経過および視聴者層の成熟(というか要求の高度化)は勘案すべき。 けど、そこは私の主戦場ではない(むしろ主戦場としてる人の方が、主張に妥当性があると思う)(それはそれとして牛肉は無料提供したくないです。無料提供してる人が玉石混交で投稿サイトにいっぱいいますから、無料のナニカが欲しい方はそちらへどうぞです。)

/* それとはまっったく別軸で、絵師としては あのボカロPからは、依頼を受けたくないですね。 と思い定めました。 動画の数字が伸びなかったらこっちのせいにされそうじゃん。 */

/* ちなみにAI生成画像で動画を世に出すのも、今のところ法規制も何もないけど。
『多くの人々、その話題には詳しくないけどなんとなくこう思う』 のお気持ちは、『AI絵って、人権侵害とか著作権侵害で成り立ってるシロモノ』に傾いてる。
この『シロモノ』扱いがもっと悪化するリスクを、敢えて踏み込むほどのものか? って思います */

OHCHRにパブリックコメント送った話

まず、OHCHRってのは国連人権高等弁務官事務所(Office of the High Commissioner for Human Rights: OHCHR)(www.ohchr.org)のことね。

ここがまたヤバイ。
以前の話になるけど、『公金チューチュー』と今騒がれてる人権NPO、NGO(の関係者)が、いかにも『この国の人権問題に詳しいんです』って顔で国連人権高等弁務官事務所の特別報告者に嘘情報を話した結果。
児童売買,児童買春及び児童ポルノ国連特別報告者のブキッキオ氏、「女子学生の13%が援助交際を経験している」と発言した。
(この顛末の一部は、外務省のこちらに載っています)

流石にそりゃないでしょ!?
日本を勝手に児童ポルノの国にしないでよね!
マンガもイラストも児童ポルノじゃないから。実在の被害者いないから。

ってんで、山田太郎さんが外務省に問い合わせ。
その結果、ブキッキオ氏は「JK援助交際13%」は撤回した。 外務省はさらに、

「先方に対し,引き続き,客観的データに基づく報告書の作成を強く求めていきます。」
訳:日本を侮辱するような嘘情報を国連にあげたら怒るよ?

と締めています。こういう『やらかし』の歴史がある、ってことを踏まえまして。

今やべーってなってるのが、新サイバー犯罪条約。特にロシアと中国の案。
これも山田太郎さんのところから情報。PDF注意

ロシア案は、児童ポルノの定義がガバガバで、『絵に描いた児童も含む』ようにとれる。
そもそもロシアやべー、何故なら「この条約は地域的なものなので、少々通信の秘密を暴いたり検閲したとしても、犯罪抑止のためには必要」って言ってる。これが事実その通り運用されるんだったら、ウクライナは今も平和ですよ。(信用できません)

そして今年、3月の第4回中間会議で、中国が、提案された新サイバー犯罪条約第18条2項の「児童の性的虐待⼜は性的搾取製造物」に関して、 C-2を追加し、「性的に露⾻な⾏為を実際に⾏っている、または疑似⾏為をしている⼦どものカートゥーン、コミック、マンガ、またはアニメーション」を含めることを提案。(ソースはこちらのPDF,44ページ)

中国も、ネットワーク規制、監視、言論の自由を弾圧してる国ですね。香港に自由を、という発言して、書籍を売ってた出版関係者が『法律に基づき』逮捕されてる国。

こういう、人権を好き勝手に踏みつける国々が、ネットワーク上の自由を狭めに来てます。被害者なんて誰もいない、日本の創作物を「児童ポルノだ犯罪だ」と言い立ててるんですよ。

だから、CHCHR(国連人権高等弁務官事務所)に意見する。

「新サイバー犯罪条約に何でアニメやマンガいれとんねん。 日本の創作物は児童ポルノじゃないよ? 文化への攻撃は許しませんよ? 実在する児童、ひと(男女不問)を守るべきですよ。」

という内容で。(具体的な文面は続き)

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プロンプトガイド使って、ChatGPTに反省文を書かせる 

昨日のOpenAI社が公開した「プロンプト・エンジニアリング・ガイド」。基本部分だけ読みましたので、命令のやりかたを試行錯誤する例として次のようなことをしました。

ChatGPTは、『長文で予測変換し、それを自然な言語っぽく書くのが得意』である。
だから「イメージをざっくり言って、一から書かせる」のは苦手なこと。

代わりに、既に書いた文章を示して、「校正して下さい」と指示するなら、まあまあ『月並みな表現で当たり障りなく』書き換えてくれるのでは?

###以下の文章を、会社に提出する反省文として、校正しなさい。###
「朝寝坊して会社に遅刻しました。すみません。目覚まし時計はかけてたんですが、無視して二度寝してしまいました。本当済みませんでした。」

ChatGPT「朝寝坊して会社に遅刻しました。大変申し訳ありません。目覚まし時計は設定していたのですが、無視して二度寝してしまいました。本当に反省しています。今後はこのようなことが起こらないように注意していきます。」

うーん。元文を丁寧に言い換えただけですね。

###先の文章を、次のように変更しなさい。###
・文の順番を入れ替えて、謝罪を一番にもってきます。
・朝寝坊という言葉は使わないようにします。
・部署の同僚および上司に対する、気持ちをこめた謝罪を追加します。

ChatGPT:以下は、提出する反省文の例です。

「この度は、私が遅刻してしまい、大変ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。当日は、目覚まし時計を設定していたにもかかわらず、二度寝してしまいました。自分自身の管理不足であり、反省しております。また、私の遅刻により、部署の皆様や上司の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。今後は、このようなことがないように、責任を持って行動してまいりますので、ご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」

これなら使えそうだと思います。「二度寝と言う単語を使わず、体調不良に言い換えて表現しなさい」とかならもっと良い。

このやりとりを、マストドンで公開したところ、見ていた方が
「やっぱり欲しいものの型は知っておかないとだな……知識が無いとググれない
に近いものを感じる」
と言っておられて、膝を打ちました。

なお、私の名誉のために追記しておきますが:本件はあくまで事例研究のための例示であり、私の個人的体験ではないことを申し添えておきます。

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AI研究の未来は暗くない?

ChatGPT等のAI翻訳の本質を、「予測変換」と喝破しておられるツイートを目にして思ったんです。

GPT-4などの新型モデルは『学習データ非公開』( GPT-4解説:その性能、応用事例、安全対策、そしてリスク評価を眺望 )である点はやっぱり気になるなあって。
既存のGPT-2検証で、論文や知財資料などを無許可でぶんどったことが明らかになっている。( 言語生成AIは文章を“盗作”しているのか? 21万件の文章から米国の研究者らが分析 3種類の剽窃を全て行っていることが判明。つまり”他人の考えを厳密に引用し、自分の考えをきちんと分けて表現する”ということをしていないという話。論文アシスタントにこんなもん使ったら、研究者生命が終わるわ)

既存モデルですら「どんなリスクがあるか分からん代物と化している」のに、新型を「学習データは非公開」をされてるからもっと怖いのは当然。その恐怖や反発を和らげるべく、Adobe社などは『喰わせた学習データは公開許諾されたもの』保証を付けた画像生成AIを提供し始めた。( アドビが新たな画像生成AI「Adobe Firefly」を発表、プライベートベータ版を公開 )

現状でさえ精度は疑わしいのに、今後のAI研究の展望は暗い。なぜなら……

今後の学習データは、さらに精度が低下する。

AI生成された『文章』、皆がお遊びで書かせた『誰それについての経歴』、『身体構成や背景のおかしな一見綺麗め』イラストが多数放流されている。
学習対象のインターネットは、2022年以降AIデータに汚染され、精度がさらに低下した。

ツイッターのハッシュタグには、AIで作りました!って書いてるものもある。 けど、そうじゃない(意図的に書かないヤツもいる)AI作成データも多数放流されている。
それを『学習データ』として喰ったら、ねぇ。
何が出力されるやら、ですよ。

実を申しますと、人間側の堕落以上に、このデータ汚染が問題になるでしょう。 「今後の学習データの質をいかにして担保するのか」 が、深層学習デザインに付きまとうことになるだろうな、という予想をしています。