パブコメ出したよ!子供若者育成支援推進大綱案

発端は、山田太郎さんのツイート。

内閣府共通意見等登録システムで、オンラインのパブリックコメントが送れます。要は、スマホでもパソコンでもOKってこと。

上の大綱案に、私は反対です。反対ポイントは、以下の通りに書きました。

ネット依存、ゲーム依存に対する政策は、子育て支援で解決すべき問題。
ゲームやネット、コンテンツ事業者への規制はあり得ない。子供によるクレジットカードの不正使用事例は、家庭教育、特に親の管理義務がなっていない、不注意である。この責任をコンテンツ事業者にかぶせることは、経済活動への不法な侵害である。

人とのかかわりは、今の時代ネット、ゲーム内でも重要な要素。家庭や学校教育からネットを排除しても、『現代のネット社会に不適応な人』が形を変えるだけである。

依存対策に、自然体験だの、短期/長期問わず施設での教育だのをうちだす特定の業者も排除するべき。子供は社会の中で育つ。依存症の予防に関する指導の適切な実施は重要だが、久里浜医療センターはアルコール依存症の実績はあれど、ゲーム障害に関する自前論文(他の研究者による検証なし)を乱発している。新たに『ゲーム障害』を作り出し、有識者会議にねじ込もうとしている。

「家族関係や他の社会とのかかり」が破綻している結果、ゲームやネット以外に安心して過ごせる場のない人がいる。
そうした人を追い詰めるような、『自然体験』だの『施設への隔離』には断固反対する。

 https://www8.cao.go.jp/youth/bosyu/taikou_iken-r030305.html で登録できるから、氏名・年齢・性別・職業等、堂々と書いて提出しました。

2021年3月15日までなので、ご自分の言葉で、ただし「読みやすく」「何に反対か」を語りましょう。

とんでもないキャンプ記事

「落ち葉の上で焚火」というとんでもないキャンプ記事(どうやら記事は非公開になった模様)が批判されていましたな。 キャンプとはあまり縁のない私みたいな都市住民でさえ、知ってる事を……。 と、あきれたものです。

「焚火をするときは周囲の燃えそうな葉っぱや草を取り除け」って知っていたかというと、複数の本がソースに挙げられますがひとつは確か、こちら。

『大草原の小さな家 ―インガルス一家の物語〈2〉 (福音館文庫 物語)』 ローラ・インガルス・ワイルダー(著) https://amazon.co.jp/dp/483401813X 

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『文化の盗用』論はジェノサイドではないのか

『文化の収奪』あるいは『文化の盗用』を言い立てる者、ともいう。彼らは『ナニナニは文化の収奪/盗用である』と言いたてはするが、
「ならばどのような用いられ方であれば収奪ではない、盗用ではない『よい利用』のか?」
という問いには明確に答えず、「自分は当事者性を有さないから判断できない」とまで言い出すのだ。これを卑怯と言わずして何であろう。
判断できないのであれば、そもそも収奪/盗用にすら口を出す正当性もないのではないか。

被征服民族、被差別側の歴史への丁寧な取り扱いは必要である。だが、当事者性を有さない、征服民族のがわ、差別側と同じ属性の人々による『文化の利用』はすぐさま『収奪』『盗用』と非難されるべきなのだろうか。
有償であれ無償であれ、クリエイターも人間だ。面倒臭いもの(文化のアイコン)は、『覚悟を決めて向き合い、丁寧な取り扱いをしていると主張する』か、『そもそも取り扱わない』かと言われれば、後者を選択するほうが楽である。

面倒ごとにかかずりあうくらいなら、「ナニナニ民族の文化アイコンは、取扱い注意」でそもそも関わらない。ナニナニ民族の文化とやらは、博物館の片隅と、当事者グループおよび周辺の好事家、ごく限られた勉強家によるクリエイター利用にとどまることになるだろう。

『どのような利用であれば収奪にあらず、盗用にあらず』
を示さずに、文化の利用を制限しようとする人々は、ご自分が少数者の文化ジェノサイドに加担している可能性を検討していただきだいものである。 続きを読む

「るろうに剣心」作者が児童ポルノ単純所持容疑

で、書類送検された件についてのツイートまとめです。その前に知っておいていただきたいのは、2点。

1.書類送検は逮捕でもなければ、起訴でもなく(書類送検してから起訴するかどうかを検察が決める)、まして有罪でもない。

2.起訴されないとなったら、それは前科でもないし、まして有罪ではない。

私はこの本を上梓した覚悟を、今も持ち続けています。
改定反対!児童ポルノ禁止法
『改訂に反対!児童ポルノ禁止法』200円、Kindle用電子書籍(パソコンやスマホでも読めます)

そういう訳で私は、
「「るろうに剣心」の作者が児童ポルノ単純所持容疑で書類された件どう思います?」
って聞かれたら、
「ああ、単純所持容疑で書類送検されたんですね。続報を冷静に待とうと思います。かれについて、それ以外に思う処はございませんよ」
以外言いません。
あるいは、
「作品への好き嫌いが、作者の悪行善行で変わるようなオタクじゃないんで、燃え語りしろってゆーならしますが、最短で2時間耐久行けます?」
かしら。

創作物と、作者の性癖は別物で、まして創作物を好む人たちの性癖もまた別物。ゴッホの絵が好きな人は、誰もが友人に耳切り落として送る趣味があるか?ないでしょう。性的な関心だけが、『創作物を通して伝播』するという考え方は、著しく合理性を欠く。

児童ポルノ単純所持をもって社会への悪影響を語る人々が、これを『好機』とばかりに、
『他のひとが好きな創作物をもってして、その人の社会性や規範意識を裁定する』
ようになることを、強く懸念します。彼らは製造過程で生じたであろう、児童への虐待や搾取への強い怒りを表明すべきです。 続きを読む

緊急避妊薬の市販化に賛成する。理由は…

創作と直接的な関係はないけど、「創作物の内容に文句つけるより、現実に生きてるひとの人権の方が大事!」という意志表示としてこの記事を投稿します。ピルとの付き合い方(公式)@ruriko_pilltonさんというツイッターアカウントに、「中絶を殺人」と言う認識で噛みついてるひとがいるのを見て、呟いた内容から再編しました。

2016/10/20 10:24 「普段からちゃんと避妊してる人向け」の部分を付記。さかしょう@sakasyou0875さんからのご指摘から。

避妊の権利・中絶の権利がなぜ人権なのか?
それは、「産むか産まないかを国に決められること」は人権侵害だから。
今の日本の法律には堕胎罪が無いのはなぜか?
堕胎は罪にならない。それは、望まない妊娠を止めることは、ひとえに母になるひとの権利を擁護し、望まない出産につづく深刻な児童虐待のリスクを減らすことだから。
私は「緊急避妊薬の市販化に賛成します」と主張します。なお、低用量ピルに関しては違いますよ。

まず第一に。
『緊急避妊薬の市販化に反対する人』と私とでは、前提になる認識が大きく異なるようです。

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HRN報告書の問題点

こんばんは。
表現の自由とか、実際に生きてる児童/ひとの人権に関心がある層なので、えせ団体には手厳しい切身魚です。

先日はこういうまとめ2題をご紹介しました。

で、本日は「秋葉原には児童ポルノ(児ポ)があふれてる!」って糾弾した伊藤和子弁護士を筆頭に、藤原志帆子氏(ライトハウス代表)、宮本節子氏(PAPS(ポルノ被害と聖暴力を考える会)世話人)、角田由紀子氏(APP研・弁護士)の所属するヒューマン・ライツ・ナウ(HRN)が報告書をだしました。

日本の児童ポルノをめぐる実情について調査報告書を公表。子どもたちを守るために何が求められているのか。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20160906-00061822/

問題点はいくつもありますが、主なものは2点。

1.報告書P54の提言のところに、出演者の年齢を問わず、児童と大人が性交渉をする作品や、 服装や所持品、場面設定等から児童ポルノであることを連想させる作品は、全て禁止にせよと書いています。

2.調査の際AVメーカーに、出演女優の年齢等を確認してなかった。報告書28p、⑦の”りさちゃんは 139cm 小◯生”を児童ポルノ認定してます。
ところが、
「出演している女優は大桃りさという24歳の成人AV女優です。検索すればすぐ調べられることを何でやらないで、虚偽を報告書に載せるのですか?」
という質問ツイートにガン無視(本稿執筆現時点)。

『連想させる』だけでNGって言いたかったんですよね。AVの出演強要問題を取り上げたのも、結局はAVを全部ぶっ潰したいだけで、女優や業界人全員の人権はどうでも良かったんですね……。

創作物の内容が好きか嫌いか、支持するかしないかではなく、
「どんな創作物も、現状のゾーニング以上に公費を要する規制は必要ない」
と私は考えています。
私自身はAVに殆ど需要が無いです。資料用のゲイビデオは、需要があるけど。AV自体に嫌悪もなければ賛美も無い。
だけど、こういうえせ人権団体が、正論っぽいこと言って潰しにかかるのは見過ごせませんよ。

まとめのコメント欄やこういう話題のでるとき、「過去のエロ本がどんだけ緩い入手できたか」を語る人居るんですが、過去がそうだったとしても、ですよ。
いまの世の中は違います。
コンビニのエロ本は「表紙がろくに見えないようラバーバンド拘束し、別の棚に明確に『成人向け』と区分陳列し、購入の際はレジで成人であることが確認できないと買えない」くらい入手難易度が高いのです。
(偶発的な捨て雑誌入手があるかも知れないけど)青少年が悪影響を受けると言い切れるほどは、流通してませんね。

拾ったエロ本やTubeでも撲滅されつつあるエロ動画ごときで、『悪影響』させたくないなら、性教育と、デートDV防止も含めての人権教育の拡充しかないでしょう。
というのも、私の持論です。

ボカロ界隈の人にはあまり関係ない話題かもしれませんが。
ある日突然、ニコ動がYouTube並のエロ規制を始めるとしたら、HRNなどのえせ人権団体が、国連を利用した外圧でやらかす可能性が高い。
と言う予測はお持ちあれ。
面倒くさいけど、戦わないと。
言わなかった、反論しなかった、だから正しさを認めたんだろ、っていうのがこういう人達のやり口ですから。

ポリコレに疑問が湧いたまとめ

ポリコレ。
語感だけだと、パリコレとかミラコレみたいな感じがしますが、ファッションとは何の関係も無い単語です。ポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)の略、PCとも表記されます。
私のこれまでの意見は「一応認めるけど、一部論者の過激さにひいてる」でした。
近年の事例(碧志摩メグやのうりんポスターへの攻撃)を観察するに、

「一部じゃなくて全部が間違ってるんじゃね?」

という疑問を抱いています。
そういう事例がまた追加されたようですので、まとめ2つをご紹介。

海外ゲーム業界で蔓延する、ゲーム製作者へのポリティカルコレクトネスの強要と規制の実態
http://togetter.com/li/1020273

無修正画像リプ等嫌がらせと、碧志摩メグ肯定などへの「ミラーリング」としてこれを正当化する発言についてなど。
http://togetter.com/li/1020192

注記:ミラーリングというのは造語らしく、「鏡のように」「やられたことをやり返しているだけ」という意味っぽいです。詳しい定義とか尋ねたくないです。

「見方によっては女性に対して偏見があるように見えるが、あくまで合法なものを頒布する」のと、「最初から法律違反のシロモノを悪意を持って特定個人に送りつける」のでは、重みが違うってコメントがありましたが。
本当にその通りだと思います。

実在する人物を、そのヒトの同意を得ずに性的なコンテンツに使ってた。しかも最初から相手の感情を害する目的で。って、それは名誉棄損ですよ。

BL字書きとしては、頼むからお前のやってることは「私怨」だ、創作活動とか表現の自由とか「言ってやった言ってやった」的な発言やめて。
と思いますね。
こういう反論を女性作家から言われても、「フェミニスト(自称)にとって都合の悪いことを言う女性は皆、敵だ」って思いを深めるだけでしょうけど。

アナ雪にまで、「自分の我儘にポリコレの袋をかぶせて殴る」人が居るとか。人間としては、アレと同種同族だとは思われたくない気持ちでいっぱいです。

あ、『上級者向け触手BL22 山に住みたい魚の話5話』108円はアマゾンで配信中ですので、平和なラブ話をお読みになりたい方(平和なヨグ=ソトース信仰まででてきますので、ご自分の信仰箇条に照らして問題ない方)はどうぞ。アンリミテッドなら定額読み放題ですよ!

情報整理:児童ポルノの画像RTしただけで書類送検の話

元ソース記事 朝日デジタル

児童ポルノをリツイートした疑いで書類送検 全国初:朝日新聞デジタル2014/11/21 11:14)

別件ですが:ツイッターに投稿された女児のわいせつ画像をリツイートしたなどとして、23歳無職男性と52歳配送業男性を書類送検、中2男子を児童相談所に通告

http://linkis.com/news.nicovideo.jp/wa/GV7Z6

書類送検(しょるいそうけん)とは、

『被疑者の身柄を拘束することなく,起訴の当否を判断するために,捜査書類や証拠などを警察から検察庁へ送付すること。』

なので、逮捕と勘違いしないこと。

ましてや、有罪無罪も判定しないこと。「推定無罪の原則」を思い起こしてくださいね。

「この画像をリツイートし、不特定多数のネット利用者に見せた疑いがある」のに、「児童との直接の知り合いではない」。

ではRT元の画像は何?
どこの誰が投稿したものか?
それは自撮りなのか、虐待や搾取によるものなのか?
神奈川県警・熊本県警の合同捜査本部が捜査すべきは、『そこ』のはずで、マスメディアが取り上げるべきも『そこ』ではないの?

私が常々感じている問題点は、此方の記事で触れられています。( 児童ポルノ禁止法改正案は「21世紀の焚書」山口貴士弁護士が警告【争点:クール・ジャパン】http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/14/yamaguchi_takashi_interview_n_3439572.html )

URL紹介だけでも公然陳列の共同正犯という判例が確定してます。故意でなければ本来セーフですが、『故意じゃない』証明は難しいものです。( http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1411/21/news172.html )

ミーガン法と同様の法改正を支持できない理由

松島法相が先日、強姦や強制わいせつを厳罰化、松島みどり法務大臣が法定刑引き上げ検討を指示 (http://irorio.jp/agatasei/20140911/161359/)とありました。これと関連して、ミーガン法について考える機会を得ましたので、こちらに投稿します。

Wikipedia ミーガン法の項目(2014年10月5日 08:08アクセス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E6%B3%95

性犯罪の項目より。(2014年10月5日 08:10アクセス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E7%8A%AF%E7%BD
%AA#.E5.86.8D.E7.8A.AF.E3.81.AB.E3.81.A4.E3.81.84.E3.81.A6

再犯について調べた後、

ミーガン法のまとめ @ macska dot org
http://macska.org/meg/consequences.html

を拝読。特に、2004年の記事ではあるが、

ミーガン法ふたたび
http://macska.org/article/57

は10年前ですのに、現在にも通用するお話と思えます。このまとめ情報は示唆に富んでいます。
他にも情報を仕入れました。反対の立場からでなく、改正に賛成する立場の意見。

例えば、PDFですが

『性犯罪者対策
アメリカのメーガン法と日本の出所情報提供制度 』
http://www.clb.law.mita.keio.ac.jp/ohta/resume121113-2.pdf

『我が国の犯罪情勢とミーガン法の導入可能性について』
https://t.co/im66cDa1nB

同PDFより、引用します。

2.再犯者の増加 より
「この10年間で我が国の犯罪の認知件数はほぼ半減し,検挙率は10ポイント以上回復している。刑法犯全体の検
挙率は3割程度であっても,強行犯の検挙率は6割を超えており,したがって,マスコミ報道にあるような犯罪
の発生件数の増加も,凶悪化も進んではおらず,治安の悪化は神話に過ぎない。」
6.我が国での性犯罪の再犯について より
「性犯罪よりも明らかに窃盗事件の再犯率が高いといえる。したがって,性犯罪のみの再犯率が毎年,高いとは
いえないとは言い切れないのが実情である。」

10.おわりに より
「我が国ではその実情からして,ミーガン法の導入は犯罪の予防措置として十分な効果を発揮せず,むしろ,
犯罪の前歴者の人権侵害をもたらす可能性もあるので,性犯罪者のアセスメントならびに治療教育に力を注ぐこ
とが重要であると考えられた。」

以上引用終わり。

ユニセフによる『企業向けガイドライン』続報

この間の記事の続きです。Twitterでも情報集めておりまして、こちらの記事を知りました。

ある程度抜粋された記事:すちゃもく雑記 『インターネット上の子どもの保護に関する企業のためのガイドライン』(1)用語集
http://d.hatena.ne.jp/beniuo/20140912

国連ユニセフの新定義では児童ポルノに含まれるものとして「実際のまたは疑似の明示的な性的活動を視覚的に描写」「テキストやライブストリーミングも」とあるので、文字や音もダメです。

ガイドラインの定義で”a child is anyone under 18 years old”とあるので、実在する児童の人権を侵害する『児童性的虐待物』のことである、と考えられます。

誤読や拡大解釈の余地があるのも事実ですので、規制強化の主張に対しては「このガイドラインは18歳未満の実在する児童に対するものである」という定義を忘れないようにしたいものです。
「非実在の児童を描いたフィクションは無関係」という事を、肝に銘じましょう。そして、
「ガイドラインに非実在は含まない。誤読してはいけない。誤読を誘導する者は、扇動家である」
と言えると、なおよいですね。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
切身魚/Kirimisakana を著作者とするこの 作品 は クリエイティブ・コモンズの 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。