自作フォントを作ってみた

Myfontwork

フォントを自作できるサービスと言えばFontforgeが有名ですが、こちらはFontforgeにPotrace(ビットマップ画像の輪郭からベクターラインを抽出する技術。INKSCAPEなどの画像読み込み→ベクターライン化にも使われている)を援用したサービスです。

PaintFont.com
http://www.paintfont.com/

1.Create and download templates.を選ぶ。PDFをいじるのは難しいので、テンプレートダウンロードの際はPNG形式を選びます。

2.ダウンロードしたzipを、スキャン後問題なければ解凍します。

3.GIMPとかで、上からレイヤー載せて、レイヤー上で『各文字を、真っ黒で塗って作る』。
注意点:枠線をはみ出さないように。右上のQRコード部分は絶対不可侵領域なので汚したり消したりしないようにする。(これさえ守れば綺麗にできる)

上手に作るために:線の太い細いを統一する。入りと跳ね、角度、点、なども統一する。また、各字体の元言語を勘案し、左右の空白も統一する。(今回はお試しなのでここら辺を無視した結果、単語がひとつながりに見えにくい時がある)

4.作業が終わったら、1と2のPNG画像を、ファイル名を変えずに上書きで作る。

5.サイトにアクセスし、Upload your completed templates.を選ぶ。2枚の画像をアップする。つけたければFontname に『自分の好きなフォント名』をつける。

6.『Start upload』を押して待つ。自分の場合は1分足らずでできました。

7.サンプル画面が出てくるので、問題なければOTF か TTF (OTF推奨)形式のフォントファイルをダウンロード。自分の責任においてインストール、拡散して良し。権利は作成者にある。

というわけで、英語版で作ってみました例がこちらの画像になります。
テンプレート選ぶ画面に『Japanese』もあります。
が、正直に申しましょう。
数が多すぎて一時間じゃ作れませんでしたの……。

ちなみに、アップロード画面の”Advanced options”は「キャラクター未指定の部分を、他フォントをベースに使って埋める」ためのもの。EURAや他のライセンスに関わる部分をよく理解して、自分で作れってことですね。
IPAフォントなら、この辺がフリーなので援用するにはもってこいです。

トールキン先生ほどではないけれど、私も相応に創作クラスタですゆえ、フォント名は自作に登場する都市の名”ク・タイス”を冠してしまいました。尚、上記画像の英文は著作権の消尽したパブリックドメイン作品”BOOK OF COURTIER”から抜粋したものです。