本日、『上級者向け触手BL22 山に住みたい魚の話5話』108円を配信開始しました。クトゥルー信仰のみならず、ヨグ=ソトース信仰まででてきますので、本書を読まれる方はご自身の信仰箇条に照らして問題がないならお読みください。
14巻からこっち、ほぼTS(性別転換あり、の意)話ですね。
今回に至っては、唯一のエロあり話が異性エッチじゃねーか嘘つき!って呼ばれるような内容です。
これを書くために、マリオン・ジマー・ブラッドリーのダーコーヴァ年代記シリーズ『惑星壊滅サービス』を何度も読み返しました。実際にはおおきく違う内容ですが、面白かったし刺激になりましたね!
『手のひらを握る』
記憶を取り戻したボリスと、恰好いいこと言うメバルのお話。そして、心を許すがゆえに揺り戻されるPTSDのお話です。ボリスがいいやつで良かった。
『教会騎士の帰還』
イケメン修道士、メバルの味方につきつつもドデカス様への忠誠は捨てきれず。この後どうなったかは、まだ別のお話です。それにナナノナナエニヒトツカケ様も、絶対的な味方にはなりえません。彼は彼で、出来ることが多すぎる分、ひとつルールを破ったら次から次へと掟破りをしそうになる自分を知ってるからです。それに、掟破りをし過ぎる結果も。
『ヨアクルンヴァルの大あくび』
タイトルはのんきに、内容は介護疲れで家族崩壊寸前。現実世界の日本は、ただでさえ低い介護報酬を削るよう財務省が要求し、厚生労働省はそれを受け入れ、今後もっと福祉給付を削る予定です。他人ごとじゃないのよ。
とはいえこれは創作なので、お金持った僧侶が手助けを申し出るし、話をこじらさずに説得してくれそうな伝手が見つかります。とても運よく。重くなりそうな話をさらに手詰まりで終わらせるのは、書く側としても好みじゃないし、読みたくないお話ですからね。
『片付け済ませてから』