大分の「青少年健全育成条例改正(案)」に対する県民意見の募集結果

まず、根拠資料は下記からどうぞ。

大分県 「青少年の健全な育成に関する条例及び施行規則」の一部改正(案)に対する県民意見募集結果について

PDF
http://www.pref.oita.jp/uploaded/life/247757_261131_misc.pdf

私が送った意見についてはこちらからどうぞ。大分の「青少年健全育成条例改正(案)」に対する県民意見の募集に応募した話 

上記PDFより抜粋(ここから)

有害図書等の定義についての意見 「変な憧れや刺激を与える偏ったものが多いことからも、近親相姦や同性愛など例としてはっきり明記すべき。」 
県「同性愛は規則において明記しています。」「道徳的価値観を踏まえた規定を設けることについて問題は無いと考える」 
(ここまで)
描写された同性愛を、
「変な憧れや刺激を与える偏ったもの」
として規制しようとする『道徳的価値観』とは、多数派の不快感に過ぎないのではないでしょうか。
描写物、創作物ですら自由に情報発信できないのなら、現実の私や、LGBTはどうやって発言できるのですか。

民主主義とは、何なのでしょうか。  続きを読む

全方位向けメッセージ 『表現規制反対』

一部の人の不快感を理由に沈黙を強いられるのは、民主主義社会とは言いません。

 

ヘイトスピーチや差別を扇動する発言といえど、表現の自由。その憎悪を、『表現の自由』という同じ土俵上の対話で解決できなくなったとき、全体主義が始まります。兼光ダニエル真さんや、ほかの友人らの言葉を借りて、メッセージをしたためました。

どうぞ遠慮なく、コピー&ペーストしてお使いください。

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大分の「青少年健全育成条例改正(案)」に対する県民意見の募集に応募した話

大分県が青少年条例改正のパブコメ。12/10-1/10までですが、県庁トップページから検索しないと見つからない。
表現規制反対の友人から、Twitterで情報をいただき知ったお話です。私学振興課のWebページにも載ってなかった(載っていたらRSSで捉えていたはず!)ので困ったものです。非公開同然のパブコメって何でしょう。
友人からはFirestrage経由でdocファイルをいただき、OpenOfficeで確認、自意見を追加してメール送付。
友人からは「大分県では県議会議員の一部(渕さん。 http://www.kaigiroku.net/kensaku/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?USR=oitkenk&PWD=&A=frameNittei&XM=000100000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac24%94%4e&B=255&T=0&T0=70&O=1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=103&N=711&W1=%97%4c%8a%51%90%7d%8f%91&W2=&W3=&W4=&DU=0&WDT=1  【 平成24年 第3回定例会(9月)-09月12日-03号 】 P.106 ◆ 渕健児議員 )が規制に熱心です。どんな理由で意見を流されるかが楽しみです。」とのメッセージをいただく。

私学振興課、青少年担当は1-2名しかいません。
彼らの実績つくりのために、「ずっと残って、影響を及ぼす」条例改正をされては困りますね。

以下は、友人からもらった情報と、自分の意見を追加した部分より。 docファイルはこちらから、CC=BYライセンスにて「転載・再配布・加工再利用OK,商用非商用不問でOK」です。記名は「切身魚」または「Kirimisakana」でお使いください。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
This 作品 by 切身魚/Kirimisakana is licensed under a Creative Commons 表示 3.0 非移植 License.

「性的感情が刺激される」か否かは、人によって大きく異なる

謹賀新年

謹んで、新年の御慶びを申し上げます。アールヌーヴォー風東北ずん子イラスト、後日ピアプロにも投稿予定ですが、まずはblogにて。

東北ずん子イラスト

 

そして昨年にひきつづき、表現の自由の堅持と東北復興支援に取り組んで参ります。

今年もまた何かしら面白いと思えることを、自分ひとりだけでなく友人らとともに楽しんで参ります。人生の楽しみはつきませんのぅ!と笑い続けるために。

コミケ一日目ですので

さて本日はコミケ一日目。
行けませんので、表現の自由に関する重要な記事を、2題ご紹介。

「スパイダーマンを侮辱することはできない」ストックホルム大学のモーテン・シュルツ教授のコラム。表現の自由を守るNPO『うぐいすリボン』さんのページから。
http://www.jfsribbon.org/2012/11/blog-post.html

「本物の児童ポルノには、性的侵害そのものにおいても出版においても、損害を被り侮辱される本物の子どもがいる。
だからこそ、法律で禁止と厳罰を定めることができる。
しかし、漫画には本物の損害が存在しない。スパイダーマンを侮辱することは不可能である。」

同じく、うぐいすリボンより、
『本物の児童ポルノを取り締まりたい』
スウェーデン国家刑事警察児童ポルノ犯罪対策班のビョーン・セルストローム班長の声明文。
http://www.jfsribbon.org/2012/12/blog-post.html

「守るべきは児童であることを忘れず、架空のキャラクターを同列に扱うのはやめよう。」

【著作権】強引に通した改正案のその後

まずは資料PDFをご覧ください。

「知的財産に関する特別世論調査」の概要
http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h24/h24-chizai.pdf

この設問の問題点。

「他人のコンテンツを許諾なくインターネット上で公開・共有す
ることが違法だと知っていたか」

という問いをたてるのなら、

「他人のコンテンツを事前許諾のもとインターネット上で公開・共有す
ることは合法だと知っていたか」

という問いも設定すべきだ、ということ。
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タイバニの映画見に行った話

客層は10-20代中心子連れ2ペア、客席の埋まりは75%。

男子ペアも、女子ペア/グループもいて、比率的には男子15%残り女子。

劇場版タイガー&バニーのお話ですよ(*´∀`)

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まとめ紹介:女児監禁事件と児童ポルノ事件摘発過去最多

覚書を兼ねて、まとめをご紹介。

女児監禁事件と児童ポルノ事件摘発過去最多の偏向報道に抗議を!
http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-2225.html

「個人の主観を事実のように語る」実例のひとつ。

.@erokimota さんの「生島 勘富 さんの「アニメが好きなことは、幼女に性犯罪を犯す必要条件になっている」について」をお気に入りにしました。
http://togetter.com/li/368518

『児童ポルノ』という語に、
「私の不快な/説明するのが面倒くさい創作物」
を押し込めてしまって。
それで、現実の児童の福祉に何ができますか?

「児童買春」「児童虐待」をなくすという「目的」のため、
その「手段」のひとつとして「児童性虐待成果物」を規制すべきではないでしょうか。

「児童性虐待成果物」を規制すべきとは?

【続報8/25】株式会社明屋書店よりお返事いただきました #hijituzai #hijitsuzai #非実在

株式会社明屋書店よりお返事いただきました

【続報8/25】BL、ハーレクインとも、売り場移動そのものはありませんでしたが、書棚に挿された『18歳未満販売禁止』の札は外されていました。【以上お知らせ】

前回の記事にてお話した、地元書店の九州ブロックの責任者さんよりお返事を頂きました。

今回は、頂戴しましたメールと、私の側からのメール文例を、個人情報部分を当方・お相手担当とも伏せつつご紹介いたします。

件名  (明屋書店)お詫び

***(キリミサカナどんの本名)様
 
いつもセントポルタ店をご利用下さいまして誠に有難うございます。
またこの度、貴重なご意見を頂戴し誠に有難うございます。
私は九州ブロックの責任者をしております***
と申します。
早速セントポルタ店に状況確認を致しました。
お子様の来店も増える夏休み前にセントポルタ店でも
18歳以下販売禁止対象の図書販売や陳列についてあらためて整理を実施したとの事でしたが、
その際の対象商品の仕分けにおいて対象となる商品とはどういったものかについて
過大解釈をし過ぎているところがございましたので、
あらためて作品個々に内容を確認して
「大分県の青少年の健全な育成に関する条例施行規則」に照らし合わせ、
対象となる商品とそうでない商品とをしっかりと区別し、適切に陳列するように指導を致しました。
コンプライアンスの遵守をしつつも、過大解釈や間違った解釈で、
今回のようにお客様のご利用にご迷惑をお掛けする事がないように注意をして参ります。
この度は、貴重なご意見を賜り本当に有難うございました。
 
株式会社 九州明屋書店 店舗運営部***
以上のようなお返事を頂きました。
そこで、お礼のメールを出しました。

切身魚どんのメールはこんな感じです

株式会社明屋書店に問い合わせてみました #hijituzai #hijitsuzai #非実在

8/25に、この記事の続報があります。

以下、自分用の覚書に。

大分県大分市セントポルタ店のボーイズラブ書籍およびハーレクイン書籍が、軒並み『18禁』扱いの棚に移動されていたのはどういう理由あってのことでしょうか。一般書籍も混じっており、定見ある区分陳列とは思えません。一般消費者には迷惑です。大分県青少年健全成審議会でも、特段の要請はしていないはずです。株式会社明屋書店のお考えを伺いたく存じます。

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