トマト抽出色つきの石けんレシピ

使用油脂 キャノーラ油、米ぬか油とも、ドライトマト粉末をウルトラ抽出したもの。

石けんのタイプ:  固形石けん(苛性ソーダ使用) 製作日: 2013/06/01
石けんの名前: 201306トマト色 気象条件: 天気:晴れ    室温:24℃  湿度:60%

材料

 

油脂名(鹸化価) 分量 油脂全体に対する割合
キャノーラ油 180g ( 35.6%)
米(ぬか)油 325g ( 64.4%)
油脂合計 505g
他材料 分量 備考
アルカリ(苛性ソーダ) 62.6g (アルカリの純度99%)(鹸化率92%)
水の量 172g

土曜日の休日にも、お試し予定です。さーて、どのような色になることか。

トマト抽出油の乳液レシピ

アルコール抽出のチンキ(アロマな方面では、ティンクェとかコーディアルとか言われてるもの。アルコールで薬草やハーブの成分を抽出したもので、それ以上でもそれ以下でもない。)を、ドライトマトで作成しました。

注意:私は化学と薬学を援用しています。
ホメオパシーや、『レメディ』と称した砂糖玉を一切信用しません。また、他の人にも絶対お勧めしません。

トマト抽出油

  1. カゴメドライトマト 10gをミルサーで粉末にする。
  2. 粉末をお茶パックにいれる。
  3. お茶パックを密封できる小型保存容器に入れる。
  4. 無水エタノール(96度)を10cc入れる。スプーンで圧迫し、よく湿らせる。
  5. 翌朝6時間以上経過後、キャノーラ油100ccを入れる。
  6. 連日スプーンで圧迫したり、攪拌したりして、『油が入れ替わり立ち代り、よく粉に接して抽出できる』ようにする。
  7. 一週間かそこら繰り返し、油全体が赤みがかったオレンジ色になったら、湯煎でエタノールを飛ばし、油分だけを絞り取る。(いわゆるウル抽、ウルトラ抽出)
  8. 残ったトマトは、オムレツや炒め物に放り込んでおいしくいただきます。

という作業でできたトマト抽出油。これを用いて乳液を作成します。

トマト抽出油のクリームがとってもオレンジ色

トマトの抽出オイルがすごくオレンジ色な件

いわゆるウルトラ抽出を試しに遣ってみました。

刻んだドライトマト10gをお茶パックに入れたものに、無水エタノール(消毒用のアレ)を10cc加えて、150cc入る保存容器に日陰常温保存。
気づいたときに押し混ぜ、一週間放置。
色素が抽出されたところで、キャノーラオイル100ccを加え、これまた色素が抽出されるまで一週間から二週間放置。
湯を張ったフライパンに、小さな金属ボウルをいれ、お茶パックごと容器の中身をあける。
気泡が消えるまで10分間弱火で湯煎。
気泡が消えても10分間湯煎。
常温にさめるまで待つ。
お茶パックをひきあげ、よく絞る。

こうして、『とてもオレンジ色のトマト抽出油』ができました。 早速乳液と、スキンクリーム(紫外線ケア目的)を作成。レシピをこちらに。写真も撮ってみました。  続きを読む