パプリカ抽出色つきの石けん 解禁

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本日、先月仕込んでみたパプリカ抽出油の石鹸を解禁しました。カットした時点でも、すごく色鮮やかな石鹸でしたが、 1ヶ月経つと言うのに色は衰えておりません。画像ではレッドクレイで色付けした石鹸と、以前のドライトマトから抽出した油の石鹸2種類を比較に置いてみました。

パプリカ抽出油石鹸2

 

ドライトマト抽出油は、乳液やその他そのまま用いるコスメティック素材としてならば、色は落ちないのですが。苛性ソーダという強いアルカリにさらされる石鹸の場合、退色してしまいました。

肌適性や、洗浄力といった意味では

特 性 ポイント
肌適性 7.1
洗浄力 8.2
起泡力 6.9
硬さ 4.8
くずれにくさ 4.8
安定性 4.9

上記のようなスコアです。柔らかくて崩れやすいけれど、とても良い石鹸ですね。

パプリカ抽出色つきの石けんレシピ

先日の記事に引き続き、赤い色のついた石けんに挑戦中の今日この頃。本日はパプリカ粉末で抽出した、すごく赤い色の油を用いて石けんを仕込みました。

石けんのタイプ:  固形石けん(苛性ソーダ使用) 製作日: 2013/06/09
石けんの名前: パプリカ赤色テスト用 気象条件: 天気:曇り    室温:25℃  湿度:60%

材料

油脂名(鹸化価) 分量 油脂全体に対する割合
キャノーラ油 160g ( 26.6%)
ココナッツ油 100g ( 16.6%)
米(ぬか)油 342g ( 56.8%)
油脂合計 602g
他材料 分量 備考
アルカリ(苛性ソーダ) 79.1g (アルカリの純度99%)(鹸化率92%)
水の量 205g