老い先考えて今を抑圧できるか!

ツイッターで、こういうツイートを捕捉しました。

「RT @0505YsT: 認知症の患者さんは昔のことは凄く覚えてるみたいで、今日70歳くらいの患者さん(女性)が「男同士がナニを擦り合わせてひゃはは」とか言ってたから腐女子の皆さんは老後気を付けて下さい at 10/02 22:01」

それを読まれた櫻井水都@M3-2014秋【お-21a】 @sakuraiminatoさんが、

「でもね…この上さらに非情な事実を重ねちゃうけどね……腐女子にかぎらずおよそすべてのオタク属性は治癒なんてしないものなんだよね…(震え声」

と書いてらしたのですよ。その後のやり取りから、要約して申しあげましょう。
私は介護施設勤務しております。
そういう施設勤務してますと、別にマニアックな性癖だの趣味だのは、治癒してもしなくても、動じないです。
動揺するような方は、速攻で介護業界から脱退なさるか、もっと楽な訪問ヘルパーに登録して、勤務先をえり好みするヘルパーになります。
あるいは、「その手の趣味を持ってない同僚相手に愚痴る」ですかな。

認知症の種類や、病態は個人差がありますが。
基本的には、
「状況判断できない(老化の為に情報が入らない、入った情報を認識できない、認識しても判断できない)」
のです。

ですので、治癒なんて考えて今の人生を抑圧しても、無意味です。むしろ害悪です。
誰もが必ずいつか老いて、情報入力が難しく、認知機能は衰える。誰もが、です。
治癒するようなもんなら、最初からはまる訳がありません。

だから、抑圧するより今を楽しみましょう。

そうしないと、『うつ病と認知症を併発した年寄り』になってしまいますよ。いつも鬱屈してイライラする系。もちろんそういう高齢者はたくさんいらっしゃいます。
「ああ、この方は若い頃、抑圧されてお過ごしになってたのだろうな、お酒と、お酒の場での愚痴や感情発散以外は楽しめなかったのだろうな」
と思わざるを得ない人とか。
三単語以上の言葉を、女性の高いトーンで言われるとマジギレ、瞬間湯沸かしマジギレで怒鳴りだす人とか。

一方では、女学校時代の趣味よもう一度、と人生をお楽しみな大お姉さまがいらしたりします。

私は後者のような人を見ますと、人生に希望が湧いてまいります。
なるのならば、腐女子趣味全開で『貴腐人』の銘に相応しい高齢者になり、後続の女子たちに希望を与える存在となりたいものですね。
将来の恥?
でも本人はそれを認識できないです(だからこそ認知症)。
周囲のプロだって、周囲に混乱広げないように対処するから、プロなんです。
将来、あるかどうかもわからない恥を憂いて『今』を抑圧するなんて、馬鹿らしいことではありませんか。

認知症Q&Aの本を借りた日

認知症Q&Aの本を借りた日

祖母の認知症は、いわゆるまだら認知症です。一進一退、良い日もあれば悪い日もある、という感じです。

主な症状は3つ。モノ盗られ妄想、親族への疑心暗鬼、そして短期記憶の欠落。

「生活費を少しずつ使うために、21万円いれてある財布」

が、420日ごろ無くなった!と騒いでいた。そしてそれ以降、状態は『悪い日』に傾いた。(財布とやらは、4/28現在も所在不明である)

事実1:長男が用意した金庫を信用せず、使用しない。

自分の居住する部屋のあちこちに、隠してはまた移動し、引っ張り出してはまた、の繰り返し。

さらに、隠した場所を覚えていない。

事実2:自分は呆けていない、と主張している。自尊心および妄執から、決して自分の認知症および精神状態の異常性を認めない。