【続報8/25】株式会社明屋書店よりお返事いただきました #hijituzai #hijitsuzai #非実在

切身魚どんのメールはこんな感じ

株式会社 九州明屋書店
*****様

丁寧なご説明、有難うございます。
書籍流通の現場におかれましては、日々のお仕事に加えて区分陳列にも配慮していらっしゃるとのこと、本当にお疲れ様です。大分県では行政指導ではなく、包括指定で雑誌ごと指定し、各店には指定した雑誌名や書籍名をお知らせして配慮をお願いする方針、となっておりましたので、今回のような、内容が一般向けの『彩雲国物語』や、ハーレクインものまで一括して『有害図書』とされたのには驚きました。
本来は各家庭の子どもの発達に応じた、性教育も含めた家庭教育の問題です。我が家では、小学生でも良い本、中学生になったら微エロでもまあいい本、高校生になる前にはコレだけは知っておいてという本、というように、成長に合わせて子どもと話し合いながら明屋書店さんに出かけます。
「大人が子どもに読ませたくないと思う本を子どもが手に取ることがないように」と言いつつ、個人の嫌悪感や差別感情で「書店にクレーム」という形をとった責任転嫁する親御さんが居ることには憂慮を禁じえません。
そんなことをいう人たちは、ご自分達で資本金を集めて、『大人が読ませたい選書良書の純潔書店』でも作ればいいと思います。
私は、子どもと一緒に本屋さんに行って、本を選ぶ体験を楽しみたいし、それがたとえ残酷な描写であったり、性的な内容であったとしても、
「備えもなく現実世界で実体験するより、まずは本から学びなさい。一定の年齢になったら、自分でも本を選んでみなさい。」
と教えたいのです。大人の趣味に迎合するのではなく、自分の価値観を持った子に育って欲しいと願っているからです。

大分県の県別書籍、雑誌の推定販売額は全国でもかなり低いほう、と仄聞しますが、私は帰宅がてら、セントポルタで新刊をチェックして買うのが日々の楽しみです。
一部の嫌悪感クレーマーを恐れるあまり、「現状に満足してるからこそ、特に何もいう必要を感じない」常連を遠ざけるような売り場変更は、できればお止めください。
今後の貴店のご隆盛を、心からお祈り申し上げます。

メールは出しましたが、今後の課題も残っています。

今後の課題とは?

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