アメリカンコミックスの歴史に学ぶ

今後の展望

アメリカンコミックスの収れん、というタイトルどおり。アメコミ界、特にスーパーヒーロー物ジャンルの歴史をちょっとおさらいしましょう。主な情報源は『アメリカンコミックス大全』小野 耕世 http://www.amazon.co.jp/dp/4794966741/ref=cm_sw_r_tw_dp_eXELpb0B89S0X です。

・二次創作は無償でのみ容認される、金銭的には貧しい状態である

・二次創作、つまりファンアートは無断転載・作者詐称等に対し一切、権利申し立てしない習わしがある。二次創作文化の根本的相違。ファンコミュニティ内にリスペクトは育ち難い。

・有望株な無償の二次創作作家は引き抜かれ、厳密な雇用・著作権契約のもとで『描かせてもらえる』

・ファンコミュニティ内での「立志伝中の人」という尊敬は得られるが、金銭的には貧しい状態である。ファンコミュニティ内での「アメリカンドリーム」的目標とされるが、ほかの描き手は、発奮したとしても上記のような状態にある。

・「借りた高級車を乗り回すがごとし」という作家たちの嘆息どおり、創作の内容は不自由である(例:性的な内容などのコミックコード違反は解雇や訴訟も覚悟しないといけない、ストーリー上のキャラクターの生死は、他の作家に描かせる際なかったことにされる等)

・9.11以降の愛国心称揚など、政治とは無縁で居られない。作家の内心の自由は制限される

・ヒーロー物の映画化や、グラフィックノヴェルといった呼称の変化をつけても、アメコミとしての出版社売り上げは減少傾向にある

アメリカンコミックスのたどった道は、日本のほかのマンガやアニメがたどる可能性もあります。「VOCALOID/UTAUというジャンルも、同じようになる?」

「ええ、その可能性は、やはりあるのではないでしょうか」

他に面白いことは沢山あります。VOCALOID/UTAU界隈でできること、したいことも他にあります。ピアプロリンクに固執する理由は、ありません。後1年ほど放っておいて、他の利用事例の蓄積を見守ることにいたしましょう。

人生の楽しみは尽きませんのぅ!はっはっはっはっ。

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